綿入れを仕立てる 半纏 含め綿の作り方 5/7

袖口と裾をぷっくらさせる綿
昔は 黒留や振袖にも入ってましたが
今は 花嫁さんが着る大振袖ぐらいしかお目に掛からなくなりました
ただ 綿をつめるわけではなく ちゃんと作るんです
(その作り方を忘れたので^^;)
和裁所に行っておさらいしてきました
今回は 半纏の袖口に この綿を入れます

★二分ふきのふくめ綿の作り方★
まず芯を作ります
綿=長さ:袖口×0.7倍くらい(延ばすので短くてOK)
   幅:1寸くらい
(綿は全て 手でちぎり はさみは使わない)


斜めにくるくる巻きます(写真左)
ぽってりした やわらか綿棒が出来ます(写真右)



 
ころころ転がし延ばします(写真左) 
ふきの太さまで延ばします
 (2倍弱の長さになります:写真右) 



次に 芯をくるむ綿を用意します
長さ:(袖口+1寸)ひと輪 幅:1寸5分くらい
この上に 上記で作った
芯を 真ん中より上に乗せます


芯の下の部分を基点に折ります ずれます
糸印が折り返した綿の下線




くるんだ綿の上から芯の下部分を軽く押さえ
綿を落ち着かせます(写真左)

完成^^(写真右)


このまま (ふくめ綿はたっぷりゆるめて)袖口まわりにペタッと当てます
今回は丹前用の薄い綿で作りましたが
(身頃に入れる綿も)青梅綿でも丈夫で扱いやすいかと思います^^
  


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