母の名古屋帯

母の名古屋帯
母が 学生時代に仕立てた名古屋帯                                       
昔から箪笥を開ける度 気になってました                                        
濃い桃色に大きめの花柄は鮮やかできれいだけど
今の 自分には少々派手な感じです

着付けの練習に 何回か使ったけれど 
意外に厚くて締めづらい
再び箪笥のこやしにならないように・・・
先日 「3年締めない袋帯はエイッと 半幅に!」の雑誌記事を見て                         
「決めた! エイッと半幅にしてしまおう!」                                
少々派手でも浴衣になら 合わせられそう
                                                                            
ン十年も昔の帯なので 生地も少し老けてる                                  
生地を傷めないよう そーっとほどく  地道にほどく 
ン十年前 母が付けたであろう 糸印 躾 帯芯...が 顔を出す                            
まさか 娘にほどかれるなんて思わなかったろうな                                        
女学生の母が縫ってる姿を想像してしまう

母が 「あの頃 帯を買う余裕(お金)が無かったけれど                                       
母(私にとっては祖母)が工面して買ってくれてね-                                              授業当日 学校まで持ってきてくれたのよ・・・(話は続く)」                         
何回 この話を聞かせられただろう




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Posted by *kawa* at 2006年05月24日00:00 │お針子日記
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